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Toilet Bike Neo

  • Posted by: nakamura
  • 2011年10月29日 16:14
  • Work

toto.jpg

「うんこで走るバイク」をつくって、日本を縦断。
TOTOのエコ取り組み「TOTO GREEN CHALLENGE」を日本じゅうに広めてゆきます。

GREEN CHALLENGEとは【TOTO製品が排出するCO2を、削減していく】という宣言。
それを語る語り部を、できるだけすごい、TOTOにしかできないものにしようと考えました。
そこで考えたのが、ハイブリッドもEVも水素電池も超えた(?)、究極のエコバイクです。

...とはいっても、
このトイレバイクは、まだ、完全にスタンドアロンで、うんこだけで走れるわけではありません。
モーターショーのコンセプトカーと同じ。

でも、実際に、うんこ(汚泥)から精製したバイオガスだけで走っています。この工場は日本に数カ所あって、そこでガスを給ガスして走ってます。
この機構を、バイク内に取り入れれば、実はスタンドアロンでも成立する、というわけです。

今回は、CMもやりました。
電通・澤本さん岡野くんの黄金CMプランナーチームと、Directors Guildの細野監督

そして、一篇だけ、ぼくも監督をやらせていただきました。「LED篇」というものです。

(11/3(木)からON AIR)

「LED TALK」という世界初のこころみもやってます。
このうんこバイクに搭載されたLED機能をつかって、みんなのつぶやきを「あぶり出し」にして、人に送ることができます。

こんなふうに。

どうです。ぜんぜんワケわからないでしょう?
では、サイトであぶり出してみましょう。

深夜にこっそり、何十回もバイクを走らせ、ツイートさせてます。

この時点で変態なのに、さらにいくつかのツイートはCMで放送するという、新機軸にも挑戦してます。


PARTYはじめました

  • Posted by: nakamura
  • 2011年6月 7日 14:12
  • Work | thoughts

広告代理店の電通を退社して、伊藤直樹、原野守弘、清水幹太、川村真司とともに、新会社「PARTY」を立ち上げました。

ここまで、あまり情報をオープンにできませんでした。
いつもお世話になっているみなさんに何の連絡もできず、不義理をはたらいてしまいました。特に、前の会社の採用のインターンや講義で、ぼくを見て「電通いいな」と思ってくれた、才能ある新卒のみなさん(とくにこの2年間)に「中村やめんのかコラ」と連絡をいただきました。「お前会社好きって言ってたじゃないか」「騙したな」などと誤解をさせてしまっていたら申し訳ないと思い、その誤解も解けたらなと。

で、あらためてご挨拶できればと思い、ちょっと書くことにしました。

(以下の発言は、個人的なもので、PARTYとは何ら関係がありません。また、以前の会社である電通を貶めるような発言はいっさいしていないつもりですが、なにぶん人の感じ方はそれぞれですので、問題ありましたら、ご連絡ください)



●なぜそれまでの会社を離れたいと思ったか

「前の会社を辞めた理由」は...実は、特に理由はありません。というか、最後までやめずに済む方法を模索していました。

ぼくがいた、電通のコミュニケーション・デザイン・センター(CDC)は、広告クリエイティブ(要するに自分のアイデアをカタチにする仕事)がやりたいのなら、日本、いやもしかすると世界最高峰の部署のひとつだと思います。実際、日本の面白いCMや広告キャンペーンは、かなりの量、ここで作られています。クリエイティブだけではなく、あらゆる精鋭が集まったドリームチームです。ぼくはここに3年ほど前に運良くCDCに移籍になり、以降、一流のクリエイティブの人たちと一緒に仕事をすることができました。当時はただのWebオタクだったぼくの仕事の内容も、ちょっと変わってきました。

たとえば、かつては「CMはこう作ることになったから、その内容に従って、一ヶ月でWeb作ってチョ」というふうに受注することが多かったんですが、
「中村くんのWeb面白いので、CMはWebへ導入するように作り替えた」
「つーか、今度は、キャンペーンのスタートから一緒に考えようぜ」
などという、昔では想像もできなかったことが、日常になってきました。
最高の部署で、仕事の枠を広げることができそうでした。

では、何が問題だったのか?

問題は、ぼくのほうにありました。

ぼくは、「テクニカルディレクター」を標榜してきました。周囲の面白いアイデアを、いかに今日のWeb技術に落とし込んでキャンペーンをすごいものにするか、という、プログラミングと技術を、アイデアとコネクトさせて、現場をつくるディレクターです。発端のアイデアがどんなに魅力的でも、テクニカルディレクターがうんこだと、アウトプットはうんこであることが多いです。
ぼくの役回りをできる人間はほかにいなかったので、重宝がられました。
ブイブイ言わせていました。
しかも、運がいいことに、ぼくの発想は、たまたま賞をとりやすかったのです。
まちがってカンヌなんかとったりして、よりブイブイ言わせていました。

ところが、かつてのぼくの守備範囲、すなわち"FlashやPHPを使ったリッチな体験ができる広告サイト"というのは限界がありました。どうやらここ自体、滅びる運命にある、ドロ船だったのです。

 ぼくは、広告キャンペーンで自分が手がけたしごとを、だいたい以下のような指標で数値化しています。

(リーチした人の数 × 回数)×(内容の濃さ)= 広告効果

前者は、具体的な数字で出ます。10000人に3回見られれば、30000パワーです。
後者は、きわめて主観的なものです。「おもしろさ」と同じです。1かもしれませんし、100かもしれない。
後者は、数字にならないので、ビジネス上では割と無視されます。とくに、メディアエージェンシーがそれを前面に押し出すと、商売にならなくなります。

「おもしろさ」ということにおいては、なかなかに自身がありました。何故なら、ぼくのつくるものは、突出してインタラクティブだったからです。インタラクティブは、マジ面白いです。(このへんの話はまた今度...)

それでも、到底CMにはかないません。
たとえば、わかりやすい式にしてみました。

CM    (1000万人 × 5回) × 15パワー = 7億5千万パワー
Web    (50万人 × 1回) × 100パワー = 5千万パワー

 Webの広告キャンペーンで、100万人が知ってるキャンペーンって、なかなかないです。スマッシュヒットでも、たいてい50万とか。ところが、TVCMなら、視聴率1%の枠で流せば、もう100万リーチです。10%の枠で流せば1000万リーチ。
「お前が作ったWebは、CMより10倍、100倍面白いか?」どうかな。10倍くらいは行きたいですけどね。なんせ秒数制限がないんですから。15秒のCMを15パワーの面白さとしたとき、100くらいにしてみました。スペシャルサイトなんて、一回しか訪れないじゃないですか。CMは、5回くらい平気で同じものを見たりする。仮に1000パワーの面白いものを作っても、CMになかなか届くことはないわけです。

「そんなの、わかりきったことだよね」という人がいます。
リーチが少ないのは、Webというメディアの特性ではないか? Webは、URLを自分で見つけに言ったり、バナーをクリックしないと出会わないではないか?

じゃあ、Twitterだったとしたら、どうでしょう。Twitter人口は1億1270万人です。

Twitterの内容の濃さは、「自分の友達がつぶやいていること」という意味で、CMというメディアの比ではないですよね。さらには、骨髄のドナー適合者を瞬時に見つけたり、震災の安否確認で、人々をハッピーにすることもできます。
 Twitterの平均滞在時間は11.8分=708パワーと仮定すると、
 
CM        (1000万人 × 5回) × 15パワー = 7億5千万パワー
Web広告    (50万人 × 1回) × 100パワー = 5千万パワー
Twitter        11,270万×708パワー = 797億9160万パワー

これは、何かの公式ではなく、イメージを数値化したものです。

Facebookは、もっとハンパないことになっていますが、日本人にイメージしやすそうなので、Twitterを引き合いにだしました。単純計算するために、いろいろ簡単にしています。たとえば、フリークエンシー(接触率)。スペシャルサイトなんて1回しか見られない。CMは3〜5回くらいは目に入るかもしれない。Twitterは、毎日のようにアクセスされます。

いいなー、メチャクチャうらやましい。ぼく、なんも人の役に立つことしてないし。
ほんとうは、「インタラクティブであることの面白さ」って、これほどの爆発力があると思うのです。
そして、「Web広告」と「Twitter」の間には、特段差異はありません。......いや、ありますが、「TV番組とTVCM」の差よりは、ぐっと縮まっています。

そして、ぼくはTwitterよりmixiより、もっともっと小さいWebサービスよりも、クリティカルヒットを出してないのに、Web広告という狭い土俵でお山の大将気取りでした。

 「でもWebは、CMよりは各段に面白いっしょ」なんて思ってたら、澤本嘉光さんの作るCMのように、30秒に恐ろしい密度のくだらなさを込めるプロがいたり、仲畑さんに「アデランスは誰でしょう?」などと、さらっとインタラクティブなCM作られたりして。
 実際、「NOW LOADING...」なんてのから始まるスペシャルサイトは、1度か0度しか見ず、ブログやRSSから配信されるニュース、Twitter、Facebook昔でいうとmixiの日記を見ている時間のほうが、よっぽど接触時間長いじゃん、なんてことになってきた。
 で、巷に言われる「情報爆発」 とか、「Webはバカと暇人のもの」などによって、いよいよ「スペシャルサイトなんか誰もみてねんじゃねーの論」が、白日のもとにさらされてきました。これが、ぼくが「ドロ船」と言った意味です。

やばい。ぼくの半生、意味ないかも......。焦り始めました。
無力感と戦いながら、ここ数年を模索していました。

なぜ、広告はこうも嫌われ者なのだろう? FacebookやTwiiterやmixiのようなWebサービスは「好かれ者」ではないか? クライアントだって、一過性で消えてしまう、たいして効果の出ないものなんか、望んでいないはずだ。それに、世の中のイノベーティブな出来事は、だいたいネットが絡んでいる。でも広告というワクでも、Webサービスに近いことはできるはず......じゃあ、なぜぼくはそこまで到達できないのだろう?どこのやり方が悪い?

「目標とする状態」を決め、「それを実際に行えているものと、自分との差」を差し引きして、何が足りてないかを模索しました。
「目標とする状態」はわかるのですが、それができない理由を明確に導きだすことはできませんでした。要するに、広告という名目で、新しい人々の利益やエンターテイメントを創出できること、Nike+みたいなものを発明して、100万人のキャズムを超えて、なおかつ継続的に人を幸せにする、ということがしたいのです。しかし、実際にやっていることは「ま、チョイ面白いweb広告」の範疇を超えられなかった。
できないのは、会社のせいではない。自分は、それまでも、電通になかったことを作ってきた。
海外では、先進的なエージェンシーは、作っている。ないものねだりをしているわけではない。
 
「どうして、できないのだろう?」
 いつもどこかで歯車がズレたり、ツメが甘く、思うようにいきませんでした。

自分のしごとを振り返ると、「スペシャルサイト」を望まれながらも、その枠を超えようとして、なかなかできていない、という苦悩がありありと見えます。

もう32歳です。去年は、うんこももらしました。
電通では、窓側の、ちょっと偉そうなところに「部長」の席があります。
10年後、たいしたことを実現できずに、あの席に座っている姿が、どうやら想像できてしまいました。

仕事中に、急に吐き気をもよおすようになってきました。

......と、そんなとき。
伊藤直樹さんから「一緒にやんない?」と声をかけてもらいました。
数年前から、一緒にできたらいいね、という話は何度かしていましたが、今回、彼の構想にあるメンバーは、ぼくの「どうして、できないのだろう?」という感覚を共有できる人間たちでした。

 伊藤さんは「BIG SHADOW」「LOVE DISTANCE」などメディアニュートラルなアイデアを実現でき、Nike「Run Fwd」では商品そのもののサービスを、キャンペーンとしてつくることに成功しています。川村さんは「日々の音色」「映し鏡」のPVで、クリエーティブの力だけでキャズムを超えています(この言い方どうかと思いますが)。Qantaさん(清水さん)は、上記したほぼすべてをテクニカルディレクションで手がけている、真の天才。ぼくの仕事でも、突出した出来のものは、彼との仕事であることが多い。そして、原野さんは、そんなぼくらの問題意識を理解しつつ、オーガナイズできる、おそらく唯一の人間でした。
そして、彼らは彼らなりに、「どうして?」という忸怩たる思いを、世界の別の場所・状況で共有していました。

ぼくらが徒党を組むことで、なんか変えられるんじゃないか?

......いやいや、お前はただ、「ここではないどこか」を夢見ているだけじゃないの?
  
多くの人に相談しました。恩師や目をかけてくれている次長。特に、電通では澤本さんと岸勇希くんの存在がでかかった。同じクリエーティブで、尊敬でき、実際に仕事を一緒にしていたからです。ぼくの悩みを理解してくれ、数多くの、Webの範疇を超えた仕事の声をかけてくれていたことが、最後までぼくの心を引き止めていました。きっと、彼らと一緒にやっていれば、もっと面白いものを作れるようになるだろう。
しかし、なんというか、ぼくのアウトプットは、彼らの要望に照らし合わせると今イチでしたし、そのくせあまり実現しませんでした。

これはどうやら、ぼくの問題だな。
彼らと一緒にやるにせよ、ぼくがもう一回りイケてる感じにならないとダメだな。
 
たぶん、電通にいた方が、よい仕事が回ってきます。安定しながら上を目指せる最高の職場です。これからの若い電通CRを、彼らと牽引することもできたと思います。
ただ、私のせっかちな性格が、もっと短期間で、組んだことのない才能たちと、もっとチャレンジングな可能性をより早く、多く「まわす」ことを選びました。

雇用制度と、仁義上、「電通を辞める」という形をとらざるを得なかったのは少し残念ですが、袂を分かつわけではないし、今後も一緒にしごとをできれば嬉しいです。

だから、もし新卒で、ぼくの話を聞いて入ってきたひとたちが「なんだ中村、結局電通イヤだったのかよ」と思われたら、それは誤解なんです。あの会社は最高です。

問題は、ぼくのほうだったんです。


>●PARTYはどんなことをやっていく会社なのか

 PARTYの業務内容は、公にリリースしているとおりですが、私のコトバでいうと、「インタラクティブで、世の中をもっとよくしたい」と思っています。......別に、キャズムを超えなくてもいいです(笑)。ちょっとしたことでもいいんです。

たとえば。
開発中の新しいクルマのキャンペーンを依頼されたら、「ありがとう」が言えるクルマをつくりたい。そういう機能を提案したい。いま、ハイブリッドや電気自動車、水素自動車など、エコ競争が激化していますが、もっと気の抜けたことでいいんじゃないか。
 高速道路で、工事渋滞があって、車線を譲ってもらったとき、「ありがとう」ってハザードランプ出しますよね?あれってなんか、テキトーじゃないですか? ちゃんと「ありがとう」っていいたいですぼくは。
尾灯がニッコリウインクしてもいいし、LED表示「あざーっす!」って書いてもいい(これは違法かな)。もっと現実的なのは、ネットに接続されたカーナビ。ジャイロとGPSとネット回線を通して「すれ違い」と「ありがとう信号」をキャッチします。
カーナビの脇にいるペットが「ありがとう!」と言うのかもしれません。

ありがとうが言えるクルマ、できました。
これだけで、けっこう売れてもいいんじゃないかな、と思うんです。
ヘタなWeb広告をうつより、この機能を作って、それをニュースにしたほうが、よっぽど人のためにもなるし、みんなが知りたい情報です。だから、これ、開発費じゃなくて、広告宣伝費で、やっていいんだと思うんです。

きっとこれは、クルマ開発者からすると「すでに考えたことはある」「そんなの意味ない」と、一度通った道のように思えることでしょう。だから、ぼくたちがこういうものを提案するときには、「面白っ!」と、目からウロコが落ちるようなプロトタイプを作る必要があるかな、と思います。

コミュニケーションで、世の中を面白くすれば、勝手にそれが広告になっちゃうんじゃないか、ということです。

海外で、こういうことをいち早くやっているのが、R/GAやAKQAです。
Nike+、Fiat Eco:Drive、Volkswagen Real Racing GTI、Heineken Star Player......。
 
また、たとえば。
いま、テレビCMの視聴率って、昔ながらの方法で計測されています。これに異をとなえるつもりはありません。視聴率の高い番組やCMって、たしかにみんな知ってますし。根拠のある数字です。
ただ、近い将来、ほとんどのテレビがGoogle TVになったら、どうなるでしょう?
簡単に思いつくのは、アドワーズ・アドセンスと同じこと。ある日、テレビがあなたに話しかけます。「●●さん、このお笑い芸人好きだよね?見せてあげるよ!」「最近、冷蔵庫買いたいと思ってない?いいのがあるよ!」と。あなたの好みを知っているテレビが、あなたの好みのCMを選別して流してくれる。テレビに「いいね!」や「+1」をすることで、インタラクティブになり、商品は効率的に売れる。いつか、既存のTVメディアの価値体系が変わるかもしれません。これは、Google TVが台頭したとき、誰でも簡単に想像したことと思います。前の会社では「Googleこわいよー」と戦々恐々としちゃいますが、PARTYでは、逆に、これを使った効果的なコミュニケーションを設計するシステムを提案したいです。単なるリコメンダーって、なんだか怖いですもんね。もっとフィジカルなコミュニケーションじゃないと。

ヒトの生活は、デザインの力で、すんごくよくなってきた。
これからは、インタラクティブの力で、もっと面白くなっていくはず。

...そんなことをやいのいの言って、集まっているのがPARTYです。
ヒトを幸せにできるのなら、作ってるほうも、自然とみんな、楽しくなる。
正直言って、こんなことできるかわかりません。でも、たぶん、できると思うんですよね。伊藤さんも「とりあえず集まってみない?ぼくらが集まればできるんじゃないの?」くらいの、けっこう適当なノリです。そんな、同じ方向を向いた面白い人間たちが、たいした策略もなく(笑)、一緒になって力を合わせようぜ、と言っている姿を見て、ドラクエのパーティーみたいだな、と思いました。

「楽しく集う」と、「別の個性を持った人が、一つの目的で徒党を組む」。
PARTYという社名は、そんなふたつの意味でつけました。

......などといいつつ、全然仕事にならないかもしれません。「5人全員クリエイティブディレクターが、みんなで考えます」などという業態で、食べていけている会社は、まだ日本にないからです。社長はどっしり構えてますが、ぼくは焦りまくりです。でも30過ぎたので、焦りすぎないで、びしっとやりたいと思います。

中村勇吾さんにPARTYの話をしたとき、「thaは、まずは3年の命だと思って仕事をした」という話を聞きました。結果、もちろんthaは3年たって下火になることはなく、新しい社屋にも移って、どんどんかっこよくなっています。「FRAMED」とか、やばいですよね。

ぼくらは、常に死と隣り合わせにいるんです。チンタラやってるヒマはありません。

会社を立ち上げるとき、PARTYの5人で、伊勢神宮に祈祷に行きました。
ぼくは、「会社が長く存続するように」とは祈りませんでした。
どう祈ったかは、実現できなかったら恥ずかしいので、まだナイショです。

いま、少しでも空いた時間を使って、ロンドンに留学に行っています。たった一ヶ月半の強行軍。PARTYは、ほとんどの人が英語ペラペーラだからです。やばい。TOEIC505点取ってる場合じゃありません。
 
そんなわけで、今後とも、ひとつよろしくおねがいいたします。



CS5のヘルプをローカルで見たい

  • Posted by: nakamura
  • 2011年1月 4日 07:03
  • Work

Flash CS5のヘルプがクソ重い。
AIRアプリを起動して、その中でオンラインにブラウズする仕様だからだ。クソステキ仕様。

でも私は、Firefoxでローカルにあるものを瞬時に検索したいです。
瞬時にas3のリファレンスを開きたいの。

ここにあった。

file:///Users/(ユーザー名)/Library/Preferences/chc.(ハッシュ)/Local%20Store/Help/ja_JP/Flash/CS5/AS3LR/index.html

メチャ早い。イヤッフー!!!!


フォローアップ研修課題

  • Posted by: nakamura
  • 2010年10月17日 14:53
  • Work

ウチの社内のフォローアップ研修、ぼくの時間の課題を発表します。

課題1:
Twitter APIを使って、できそうなことを考えてみよう。
(実際の仮想クライアントにあてはめるとなんかできる?とか、実際に自分の生活が便利になっちゃうような!とか、ほかのAPIを調べて組み合わせる!とかすると考えやすいかも)


つってもぜんぜんわからないと思うので、下記もみてください。
================================
【?】Twitter APIでどんなことができるか?

【認証しないでできること】

●名前があれば、その人のタイムラインを表示
http://api.twitter.com/1/statuses/user_timeline.xml?screen_name=nakamurahiroki
 → プロフィール、最新つぶやき30個くらい、投稿した日時、アイコンの画像、あればGPS情報

●世界中のタイムラインをリスト表示
http://api.twitter.com/1/statuses/public_timeline.xml

●その人がフォローしている人を一覧表示
http://api.twitter.com/1/statuses/friends.xml?screen_name=nakamurahiroki&cursor=-1
 →名前やプロフィール、アイコン画像、その人のフォロー数、フォロワー数までとれる

●その人がフォローされている人を一覧表示
http://api.twitter.com/1/statuses/followers.xml?screen_name=nakamurahiroki&cursor=-1
→上と同じ

●Twitter内検索(つぶやき)ができる
●Twitter内検索(ユーザー名)ができる
●お気に入りに入れられたり


【認証してできること】

●好きな言葉でつぶやける。ケータイ端末からなら、GPS情報も付加できる。
●自分への投稿(@nakamurahirokiとかついてるやつ)をリスト表示
●自分が投稿したRetweetの一覧をリスト表示
●自分の友達が投稿したRetweetの一覧をリスト表示
●自分が投稿した発言のうち、誰かによってRTされたものをリスト表示
●つぶやきを削除できる
●指定したほかのつぶやき(IDで取得)を勝手にRTできる
●自分あてのダイレクトメッセージ一覧を取得
●ダイレクトメッセージを勝手に送信できる
●指定ユーザーを、勝手にフォローさせられる
●指定ユーザーを、勝手にフォローからはずせる


【?】認証って何ゾネ

http://nakamurahiroki.com/fortune/

こんなヤツです。

【?】これでできることって、結局ぜんぜんよくわからないんだけど...。
いくつか例をあげてみます。

●IS PARADE
http://isparade.jp/

→「名前があれば、その人のタイムラインを表示」をつかって、擬人化しただけです。
 検索した場合、「Twitter内検索(つぶやき)ができる」を使ってます。

●SHIRO Cheers System
http://cheers-system.jp/

→「その人がフォローしている人を一覧表示」して、その人のアイコン画像をとって、
 ムービー内に参加。「好きな言葉でつぶやける」でつぶやかせています。

実は、ほとんどの広告サイトがこの形式。
「電通インターンシップ2010 アイデア大喜利」とかもそうです。
http://di2010.jp/


●ULTRA LIGHT TWEET
http://www.uniqlo.com/ultralight/

→自分の発言がどれだけ「お気に入り」に登録されたかをみて、
 その数を「軽さ」として診断。その結果をつぶやくと、ウルトラライトダウンが当たる。

 これちゃんと調べてないけど、Twitterじゃなくて「ふぁぼったー」の検索結果を使ってるんじゃないかと思う。
 http://favotter.net/user.php?user=nakamurahiroki

●Twittervision
http://twittervision.com/
「世界中のタイムラインをリスト表示」して、位置情報のあるものを、Google Mapsにピンをさしてる。

課題2:
最近思った「あなたが人に伝えたいこと」を、@nakamurahirokiあてにツイートしておいてください。※全部RTします →ここからどーぞ


SHIRO Cheers System

  • Posted by: nakamura
  • 2010年7月 8日 02:02
  • Work

SHIRO Cheers System

This is a promotion movie of a Shochu, "Shiro" by Takahashi shuzo.
http://cheers-system.jp/

When we say "Cheer!", the happiness is born between two people.
And it spreads to others like a chain reaction and grows bigger and bigger.
We hope the Japanese Shochu "SHIRO" can bring people bit closer and happy by making them "Cheers!".

If you feel like to say "Cheers!" with friends even a little after watching this movie, we are pleasure to hear so.

-------------

高橋酒造の本格米焼酎「白岳しろ」のプロモーションムービーです。
http://cheers-system.jp/

誰かと、誰かの乾杯から、ハッピーが生まれる。
そのハッピーは連鎖するように、広がっていく。
人と人がちょっとだけ近づくとき、いつもそばにいる。
「しろ」は、そんなお酒になりたいと思うのです。

Directed by Yuichi Kodama


カンヌヤングコンペでコンスタントに勝つ方法

  • Posted by: nakamura
  • 2010年4月21日 13:11
  • Work | thoughts

ろくたんくん、大西くんへ。
そして、今後、カンヌヤングコンペに出場しようと思っている人、出場する人へ。


1.予習する

海外で流行のバナー、流行の公共広告を押さえておく。
TAP WATER、去年のフィルム、サイバー、いくらでも文献はある。
ほとんどの手が「現実をつきつけてびっくりさせる」か、
「さらにそれをポジティブに描く」ものばかり。
「今年は何が来るんだろうな」というものを、ある程度予習しておいて、
自分たちの答えを作っておくといい。

つぎに、バナー。
世界中のおもしろバナーの事例は、ここに集まっている

これを、ざざーっと見てみるとわかるんだけど、
おもしろバナーにも、たいがい分類がある。

ざっとぼくが思うのは、こんな系。
・●●かと思っていたら、●●じゃなかった。
 (ゲームかと思っていたら、交通事故の啓蒙だった)
・マウスカーソルを擬人化
・Google Mapsとか、Box2Dとか、Twitter,FacebookのようなAPIを使う
・スクロールバーとか、実際のUIで韻を踏む

こういうのの、いずれにも入らないような、まったく斬新なものが、実際のアワードでは金賞をとっている。
こういうのとかね
でも、そこまで考えなくてもいい。自分の勝利の方程式に入れるものがあれば、
ブロンズレベルでゴールドはとれる。

 

 

2.中村のときはどうだったか

ぼくのときは、「Right to play」というのが課題だった。
「貧しい国に、食べ物じゃなくて、スポーツで寄付をする」という変わった団体。
オリエンシートに書いてあったのは、
「なぜかというと、戦時下にあって辛い子供たちは、サッカーで遊ぶことすら知らない。
 毎日生きるか死ぬかの瀬戸際で、精神的にも逼迫している。
 食料で寄付をする団体はある。だけど、食料は食べたらなくなる。
 ところが、スポーツは、ルールとボールを与えてあげると、なくならない。
 スポーツをしているときには、辛い状況も忘れて、精神的に健康になれる」
ということだった。なるほどなあ...と思った。

SPFDesignの鎌田さんとタッグを組んだ。鎌田さんはデザインもFlashも企画もできる。
ぼくはFlashと企画が得意なので、鎌田さんにデザインしてもらって、
ぼくがFlashを組むことにしていた。

ぼくが考えていたことは二つ。
(1)絶対に、コピーで戦わない。
 オリエンシートがいいだけに、みんなそれをやって失敗する。
 ベストは、コピーがひとつもないくらいの状態。あって一言。

(2)明け方までに、絶対に案をFIXする。
 正念場だから、ベストオブベストを頭で考えてしまって、お互い若いもの同士だから「これでいこう!」の瞬間がなかなか訪れない。
 ぼくが決めて、方向を先導してあげたいなと考えていた。明け方にパレがオープンしても、まだ考えていたり、向こうで方向性を一変させるようなら、もう負けたと思ったほうがいい。

結果からいうと、作ったのはこれ

こりゃ絶対に勝った、ほかのやつらがこのレベルを12時間で作れるはずがない、と思った。
しかし、2位だった。1位はブラジルだった。

このときに使った「手」を紹介するね。

●じつは、事前にホテルで5割作っていた
 パレに入ってからはじめたのでは、これは多分間に合わない。だから、ホテルですでにモックを組み始めていた。
 しかし、当時のルールでは、一切のデジタルなものは持ち込み禁止。USBメモリをつなごうものなら、即刻失格。
 じゃあ、アナログだったらいいんだろ、ということで、
 明け方まで書いたコードを日本にメールした。そして、それをホテルにFAXしてもらった。
 翌日はパレで、それを新たに丸写しした。これで、時間を大幅に稼ぐことができた。

●きついレギュレーション
 ぼくのときは、「60KB、12fps以内」というレギュレーションだった。
 これはなかなかきつい。ぼくらの作品をよく見るとわかるんだけど、地面のテクスチャは、
 小さなものを折り返して使っている。
 12fps問題。これを解決するには、

 setInterval(myFunc,33);

 とやって、myFuncのなかで、すべての動きを書き、updateAfterEvent()をかけてやる。
 こうすることによって、12fpsなのに、実際の動作は30fpsになる。

 


3.がんばる意味

なんだろうね。でも現場に行って、勝ったとき、負けたとき、その意味の大きさがわかると思うよ。
負けたり、100%を出し切れなかったら、きっとメチャクチャ悔しいはず。
そして、おそらく二度とはチャンスはめぐってこない。
ぼくは運がいいことに、三度もめぐってきた。
だけど、選外、2位、2位という結果しかもらえなかった。
世界中から、同じようなことを考えてる、同じような年のやつらが集まってきて、一番を決めるっていう、
天下一武道会みたいなイベントは、ほかにはなかなかない。
きっと面白いから、たくさん予習をして、全力を出し切れるようにがんばってみてね。


Ole! Ole! CR-Z

  • Posted by: nakamura
  • 2010年4月 5日 00:00
  • Work
Ole! Ole! CR-Zというmixiアプリを作りました。ソーシャルアプリ人生初挑戦。
oleole.jpg

「ニックネームにCR-ZをつけたらCR-Zプレゼント」という企画。
Webは、visitをおおよその来訪者と考えるが、mixiアプリの、それよりも厳密な「人」という勘定は面白い。
これを書いている現在で、およそユーザー80万人。そのほとんどがアクティブユーザー。
当初の目標は1万人だった。
mixiのユーザー数は1800万人。80万人ということは、22.5人にひとりは「CR-Z」をつけている計算だ。
ぼくのマイミクは125人。そのなかで、22.5人を下回っているひとはふたりしかいなかった。

つまり、ほとんどすべてのmixiユーザーに「CR-Z」はリーチした。
それも、「ありがちなクルマのCMで」ではなく、「自分の信用おけるマイミクの名前で」という方法で。

「なぜこんなに成功したの?」と、よく聞かれる。
このキャンペーンの骨子は簡単で、「ニックネームにCR-ZをつけたらCR-Zプレゼント」という夢の企画を実現したい、という、ただ単純なことだ。
mixiのニックネームを変えるだけで、クルマがもらえるなんて、誰も考えていなかったはずだ。

もともと、Web広告がほかのメディアより優れている意義とは、「システムを作って人の気持ちを変える」ことだと思っている。表現を作ることより、その器を作ることのほうが面白い。
クルマとは、おそらく一般家庭にとって、家のつぎに高額な「夢」の商品(賞品)だ。
その夢を、誰でも簡単にゲットできるようなシステムを作りたい。そういう思いから生まれた。

ただ、ひとりにしかプレゼントできないものに対して、ソーシャル要素があまりにもハマりすぎてしまったため、一部の風評では、ひどい扱いを受けている。これは非常に悲しい。

このアプリが、恐ろしい勢いでユーザー数を増やし続ける理由は、
シンプルに「友達増やせばもっと当たるかもしれない」を提示している点だ。
毎日アクセスすれば当選確率が上がり、マイミクがCR-Z化すればもっと上がり、招待すればもっと上がる。
招待しても、確率算的にはベネフィットになっている。だから招待するのだ。
これは、実は、ほとんどゲーム理論の「囚人のジレンマ」そのままだ。

ただ、詐欺になってはいけないので、実際に招待をたくさんした人が、きちんと当選確率が高くなっている、良好なシステムだ。
ほかの有料・課金制アプリのほうが、婉曲的にもっとアコギなことをやっている。


ぼくが思うのは、いままでのオープン懸賞キャンペーンは、たとえば、
「『●●●スブルグ』の●●●を答えて、ワールドカップにご招待!」のようなものだった。
これをソーシャル文脈に置き換えるだけで、まったく新しい、しかも広告にもなりえる、という新しい可能性の提示だ。
さらに言うと、ほとんどユーザーには損がない。むしろ得しかない。
なのに、「これはなんか、モノでつってるみたいでイヤ!」という声が聞こえてくる。......「恋してキャバ嬢」の課金下着をばしばし買っているようなユーザーから。そう言っている間に、その何千倍もの、新規参入ユーザーにその声は飲み込まれていく。なんかそれ全体がちょっと虚しくて悲しくもある。
googleストリートビューがローンチしたときも、日本人ってこんなだったなあ...。
今では、誰も何も言わない。

ぼくは、Web広告とは、もっと人々の利益になるものを作るべきだと思っている。
もう、そうじゃないと振り向いてもらえないからだ。
利益とは、つまるところ「面白い」か「得」かのいずれかだ。
そして、この企画は、圧倒的に「得」だ。

かならずそのどちらかを、自分のできる方法で提示したい。
この世界は、ぼくら平和ボケの日本人が思っているような保守的なシステムに守られているのではなく、もっと適当なモノの上に成り立っていて、明日交通事故にあえば、吹き飛んでしまうようなワイルドなものなのだ。

だから、明日にでも刺激的なことをやって、みんなのコンサバな脳に刺激を与えて、もっとぼくたちの人生は面白くてワケわからないものの羅列なんだよ、ということをシステムで知らせる必要があるんだと思う。
さいきんおもしろいこと、なんかあった?


井上雄彦 最後のマンガ展:大阪版

  • Posted by: nakamura
  • 2010年1月 4日 11:56
  • Work
「井上雄彦 最後のマンガ展」2度目の重版となる大阪版が、
2010.1/2〜3/14 @サントリーミュージアム天保山で開催しています。

http://flow-er.co.jp/osaka/

mangaten.jpg

前回の熊本版では、ご来場者が、「バガボンド」の武蔵と一緒に記念撮影して、
待ち受けとして持って帰れる装置、通称「プリクラくん」を作りましたが、
今回はそれに加えて、ご来場してくださったみんなの芳名帳のデジタル版、
通称「芳名くん」も作りました。

展示がおわったあと、もうちょっとだけ、そのときの感動を共有したり、
持って帰ったりしてくれたら嬉しいなと思います。
近日中にWebにもアップします。

「最後のマンガ展」は、マンガの原画展のようなものではなく、ここでしか観られないコンテンツです。
マンガであり、絵画でもあり、そのどっちでもないような。
展示される絵画というのは、たいがいストーリーや連続性というものがあまりありません。
あってもせいぜい、アーティストの来歴順になっているとか、そのくらい。
これが、ひとつの連続性を持ったとき、
まわりの空間が、ぐっと意味を帯びてくる。
マンガと美術のいいとこどりをした、アトラクション(あまりふさわしくない言葉だけれど)というか体験になっています。
美術館の人いわく「これは革命的な作品だ」とのこと。

ただの巡回展ではなく、展示の内容も少しずつブラッシュアップしたり、
その場所その場所で、空間演出や読後感が変わってきます。
いちど観たひとも、よろしければ足を運んでみてください。

UNIQLO LUCKY SWITCH

  • Posted by: nakamura
  • 2009年12月 2日 14:06
  • Work

UNIQLO LUCKY SWITCH

できました。
サイトの画像を、ぜんぶラッキーくじに変えるスイッチ。

ブログパーツはわかりやすいんだけど、実は面白いのは、ブックマークレット。
こことかこことかこことか、勝手にくじ化すると楽しいです。


Yahoo! クリエイティブアワード セッション

  • Posted by: nakamura
  • 2009年7月13日 06:13
  • Work
渋谷のTSUTAYAシアターでセッションをしました。

仕事以外でお見せしたもの
・Coming soon generator
・404 Enhancer


Yahoo クリエイティブアワード

  • Posted by: nakamura
  • 2009年6月 8日 03:19
  • Work
の、審査をやらせてもらっています。

http://creative-award.yahoo.co.jp/baton/

7/10(金)の、Yahoo! JAPAN x ロクナナワークショップというもので、
ちょっとだけしゃべらせてもらう予定。
あまり、広告のことに偏らない内容にしようと思うので、ご興味あるかたは、ぜひぜひに。

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