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映画「ジャッジ!」が見たすぎる理由

  • Posted by: nakamura
  • 2013年9月10日 03:35
映画「ジャッジ!」が今から楽しみすぎる。

澤本さん  とは、
カンヌの審査員の思い出で笑い転げたり、戦慄走ったことがある。

ぼくも2年前にサイバー部門の審査員をやらせてもらった。
ちょうど、電通からPARTYに移るはざかいのときだ。

まあこれ日本語だから日本人しか見ないだろうと思って書くけど、
当時のサイバー部門の審査委員長のジェイク(仮名)もなかなかのやり手だった。
審査の途中に憤慨しだして、30分くらい「オレらのエージェンシーがいかにおまえらと違ってイノベーティブか」ということを説教しだして、審査員一同「あっ、な、なんかごめんね......じゃ、と、投票しよっか」などと投票したりした。

当時のサイバー部門は3つグランプリを決めるのが慣例だった。
ひとつはOld Spiceの「Response Campaign」
もうひとつはWebGLをふんだんにつかいこなした「THE WILDERNESS DOWNTOWN」
これは満場一致で決まった。
たしかに、どちらも超弩級の結果を残した、すばらしいキャンペーンだった。

特に、人一倍声がでかい某国代表のハワード(仮名)が全体の空気を掌握していた。

もうひとつを決めようとしたとき、カンヌのヨットハーバーで、突然爆発事故が起きた。
「おい、見ろよあれ!燃えてるぞ!」
誰かが叫んだ。
審査員が全員ベランダに駆け寄ると、停泊していたヨットから煙がモクモクと。
全員、目が釘付けになった。
ぼくはふと気がついた。

あれ? 委員長のジェイクがいない。

ふと後ろを振り返ると、ジェイクとハワードがメッチャ肩を組み交わしてヒソヒソ。
密談しとるー!

席に戻るかいなや、ハワードが開口一番。
「なあみんな、こうするのはどうかな? 非常に新しい切り口のSNSを使った動画キャンペーン、Old Spiceと最新のWebGLを用いたWilderness Downtown。もうひとつは、ビジネスアイデアとして優れた●●●●がいいんじゃないかと思うんだ」

うん、それ、完全に委員長の会社の仕事だね。

しかも現状ブロンズだろ、それ。

「いいと思う人、手を挙げてー」。

過半数が手を上げた。ぼくは手を挙げなかった。まだ議論の余地があると思ったからだ。

ハワードが一段と低い口調で言った。
「まだ何か、気に入らない奴がいるらしいな」
その声色に観念するように、
ひとり、またひとり。
そして5分後、ぼくもゆっくりと手を挙げた。

あのときのことは、今でも忘れられないよ母さん。

そんな抜き差しならない事態が描写されるであろう、映画「ジャッジ」。今から楽しみです。

(※フィクション50%です。真に受けて英訳とかしないでね)

Comments:1

uggs kopen 2013年12月 9日 01:07

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